アニメロミックスPresents NANA MIZUKI LIVE ROCKET 2005 〜summer〜 in Sendai

開場17:00
開演18:00
終了20:30
Zepp Sendai


水樹奈々夏ツアー2ヶ所目となる仙台。初日の福岡には参戦できなかったので、自分にとってはこれが初日です。気合入ってます。


物販スタートは15:30。パンフ、Tシャツ(黒・白・グレー)、タオルが3k、ケニータンク(タンクトップ)が2.5k、キャップ2k、リストバンド(黒・白)、ストラップ1k、うちわ0.7k、サイリュウム0.4k。
注目はケニータンクとサイリュウム。
どんなギター戦車だよ!って突っ込みはさておき今回の物販で唯一売り切れたのがこのタンクでした。なんでだろ。でも、とりあえず夏のライブ中にタンクトップ1枚は、肩に触れるの嫌なのでおやめください…
そしてサイリュウム。正月の武道館では、演出の都合上で全席に配られましたが、こうやって販売されるのははじめて。ほかのアーティストでは珍しいことではありませんが(王国特製とかあるしね)。
サイリュウムを販売する目的は、クラップの抑制とか場内の統制とかいろいろあるんでしょうけど、自分は賛成です。特にクラップ対策に。正月の「想い」クラップはマジ萎えたし。


物販は16:40ごろに終了。それと相前後して列整理開始。開場時間を10分ほど過ぎて入場開始、400番台の自分は17時半前に入場。そんなに期待していなかったものの、前から2ブース目の中央後方となかなかの良スペースを確保。後はスタートを待つのみ。


そして18時…ほぼ定刻どおりに場内は暗闇に。待ちに待ったライブ開始です!!
まずはセットリスト。


01 POWER GATE
02 Heart Beat
(早着替え)
03 76th star
(MC)
04 Abilities
05 そよ風に吹かれて…
06 innocent starter
(着替え退場)
07 What cheer?
08 through the night
(MC)
09 LOVE&HISTORY
(着替え退場)
10 WINDOW OF HEART
11 Summer Sweet
(MC)
12 「好き!」
13 ミラクル☆フライト
(MC)
14JUMP!
(着替え退場)
15 Take a shot
16 suddenly〜巡り合えたら〜
17 WILD EYES
18 ヒメムラサキ


アンコール
EC1 TRANSMIGATION
EC2 New Sensation


なんというか…今まで行った中でも最高クラスのライブでした。
オープニング曲にパワゲってのは「いつまでもみんなで『wow wowow poewer gate…』と歌い続ける」が出来なくて少し寂しかったですが、でもいきなり熱くなれる曲としてはトップクラス。そしてその勢いでHeart Beat。
奈々ちゃんの中で最も好きな曲のひとつなのですが、cw曲だし、去年の夏が最初で最後だと思っていたら再び聞けるとは!チームヨーダ4人の「N」「A」「N」「A」と書かれた赤い傘を使った振り付けもよかったです。
ここまで衣装は金ピカのやつ。76のイントロの間に傘で隠しながらそれを脱がして、白いヘソ出し衣装に。おヘソもいいけど、胸前のヒラヒラがダンスにあわせて揺れて、下のぺったんこな衣装がチラチラ見えるのに激しくエロスを感じました。


最初のMC。そういや前回夏ツアーではファイナルだったのですね。
そして定例のメンバー紹介。ヨーダはミカ、マリエ、メグミ、ユキノの4人と少数精鋭。アフロとかブロンドとかヅラかぶって、ひとりひとり小ネタ挟んでました。
チェリーボーイズは、ベースがりゅうたんから初代のたんさんに代わってました。そういや代々木でもりゅうたんいたっけ?


4曲目はAbilities。数少ない冬ツアーで歌われなかったALIVE収録曲。そんなに広くないけどステージを右へ左へ行きながら楽しそうに歌ってました。
続くはそよ風。これも冬では歌われなかったのかな?コーラスのかぶせと合わせていい曲だと改めて感じました。
6曲目はイノスタ。イントロで歓声。やっぱ知名度違います。

華麗なる歌い上げを披露した後、退場。
再び現れると共に流れるはファッチャー。
去年の冬は一生懸命振りを覚えたのに結局流れなかったという曲でしたが、今度はばっちし入ってました。まあ、きっちり予習してなかったわけですがorz
でもなんとか覚えてて楽しかったです。


今度の衣装は中東系のお姫様のような真っ赤な衣装。
「戦いに赴くような衣装で…ってこれじゃ戦えないよね」って一人ボケツッコミも完備してます。
いろんな意味で、春のゆかりんの花魁(本人曰く「昭和をイメージ」)を思い出させる衣装でした。
いやー、奈々ちゃんもエキゾチックな雰囲気を作れるんだなあ。胸はないけど。そして喋らなければ。
ここで重大発表。すでに公式に出てますが「新曲製作中!10月19日発売!」。当然のようにこれがOPとなる、なのはエースの話題に。
去年のイノスタ発表も同じ感じだったそうです。
しかしここで問題が!


なのはエースは仙台じゃ映りません。


今まで東名阪しか行ってなかったので始めて経験する事態。しかし去年の無印のときも同じこと言ってたようです。
「逆に仙台で見れる奈々アニメは?」となって出てきた答えが「NARUTO」くらい。


「でも最近出てないけどね。」


でトドメの科白。8月からまた出るそうですが。虫採りの話とか何とか。
時局の説明に入り、「久々〜」と言ってましたが、確かにラブヒスを聴いた記憶はありません。LIVE SENSATIONの時歌ってたのかな?覚えてません。そうとしても2年ぶりですか。


ここで一旦退場。ヨーダ4人が出てきて、寸劇?のダンスバトル。毎回どこかで一人ずつダンスを見せてくれる彼女らでしたが、今回はストーリー仕立て。
ヨーダ分裂の危機?」というイタルビッチの解説をバックにミカ→メグミ→マリエ→ユキノだったかな?の順でダンス。覚えてませんが、なにゃらダンスにも色々種類があるそうで、今回は本人たちの専門とまったく違う部門からそれぞれ踊ってくれたそうです。


で、ダンスを通じて4人が仲直り〜というところで奈々ちゃん登場。5人で少し踊った後、WINDOW OF HEART→Summer Sweet。先のラブヒスとあわせてぐっとくる選曲でした。


ここでMC。
今度の衣装は海兵さん仕様。かわいいです。
そんな奈々ちゃんももう25。けど本人が来た衣服を着れば年齢なんて関係ない!てことで満場一致。
そして恒例の会場ごと企画についての説明。今回は「夏らしい曲」特集だそうです。
本人も言っていたとおり、冬や春の曲はあっても夏の曲ってのは少ないですね。
後は「ひまわり」「二人のMemory」「水中の青空」くらい?
2会場ごとに変えるそうなので、次の名古屋&松戸、そして大阪&横浜では何を選ぶのか、今から楽しみです。
続いてダンサーの話になって「今回は(いつもの隠し芸でなく)ダンスだから私は何も(芸を)しなくていい!」と発言して墓穴を掘る奈々ちゃん。結局せずになんとか次曲の説明へ。



ライブももう後半戦。まずは「好き!」。振り付けがむちゃくちゃかわいいです。特にAメロ。これは「見ろ!」としか言えません。
そしてミラクル☆フライト。武道館では振り付け指導を行ってましたが、今回はもうなし。
みんなで楽しく飛んでました。


んでMC。気合入りまくりの状態で、新たなるタオル曲の説明へ。
これがタオル曲になるとは思わずびっくりでした。イタルビッチの華麗なる歌声に合わせて模範演技。Bメロはなかなかに難しい感じですが、まあツアー中4回もやってりゃ嫌でも慣れるでしょうが。全然嫌じゃないけどね!


ここで衣装チェンジ。いよいよライブも終盤戦。テンションのメーターはとっくの昔に振り切ってます。
まずは、アニメロでも歌われてすっかり定番曲となったTake a shotで!
今日もいいわきでした。
衣装は多少ゴスの入った黒とピンクのドレス。飛ぶたびにスカートの中が見えそうで見えない!前列のほうは見えてたんだろうなあ。スパッツはいているだろうけど。それもまたよし!なんにせよ自分は見えてないけどね。


次は、今日一番うれしかったと言っても過言でない佐渡。これも1年ぶりです。まさに気分は「巡り合えて」。
ホールではなく、スタンディングで歌うこの曲はもう会場大爆発でした。
そのまま新曲2曲へ。
もうこのまま死んでもいいと思えるくらいの盛り上がり。
奈々ちゃんも額に汗びっしょりでした。


退場→アンコール。あのコール、後5秒待てないかなあ。そしたら全員袖に消えるのに。
しかし、アンコールは結局最後まで乱れることもなく、きれいにつながってました。何気にこういうのもスタンディングならではかも。


で、いつものTシャツ&キャップ姿でメンバー登場。
白ハチマキの団員に対して、お決まりの「シャッス!」
あ、これも仙台じゃ流れてないのですか…。意外と仙台っていなk(ry


アンコール1曲目は定番中の定番、虎舞です。
しかしアンコールで歌われるのは初めて?2番のAメロラストが奥井Ver.みたいな歌い方してたのがちょっと印象に残りました。
ラストソングは乳腺。
自分の一番好きな曲なのですが、最後の最後まで「歌われるのかな?」とどきどきしていた甲斐がありました。
今まで脳が溶けるくらい聞き込んでいたはずが、まるで初めて聴くかのような新鮮さ。
いつものライブTシャツというシンプルなスタイルが、「あまり気張らず自分なりに行こうよ〜」っていうこの曲に実は一番あっているんじゃないでしょうか。
歌い終わると後奏にあわせて(サイン?)ボールを会場内にラケットで放り込みまくって、その自然な笑顔が最高でした。


曲が終わるといつものとおりメンバーみんなで集まって、手をつないでマイクを通さずに「ありがとうございましたー!」
この瞬間に得る感動こそが、自分をライブに引き立てる原動力なのかもしれません。
そしてメンバーが退いた後は、会場全体で「かかってこい!」コールで締め。
もうシャツもリストバンドも汗びっしょりでしたが、それでも最高の快感でした。


やっぱり「JET PARK」然り「still in the groove」然り、「あの曲がなかったなあ、残念」というのはありますが、それでも今回のライブはいつもよりさらに楽しく嬉しいライブでした。東京や大阪に比べて一回りか二回り小さなハウスでしたが、あの熱気と興奮はそこでは得られない種のものでした。
初めて訪れた仙台という地に、次回もまた来たい!そう思わせてくれる素敵なライブでした。