Animelo Summer Live 2005 -THE BRIDGE-

出演:愛内里菜石田燿子近江知永奥井雅美影山ヒロノブcan/goo栗林みな実下川みくにJAM Project鈴木達央高橋直純水樹奈々unicorn table米倉千尋(50音順)
開場15:00
開演16:00
終了20:00
@代々木国立競技場第一体育館


アニソン界のオールスターのそろった夢の競演ステージ。
目当てはメインで奈々ちゃん、サブでJAM、しかし他のアーティストも豪華で、始まる前から楽しみでした。
予報では雨が心配されていたのですが(日が近くなるにつれて降水確率上がっていくし)、結局開演中に少し夕立が来た?くらいで、それ以外は真っ青な青空。よかったです。
席はアリーナ。すぐ横に中央の花道があって、無茶苦茶良席でした。


まずはセットリストから


01 TRANSMIGRATION(奥井&水樹)
02 輪舞〜revolution(奥井)
03 A confession of TOKIO(奥井)
04 TRUST(奥井)
05 OPEN YOUR MIND 〜小さな羽ひろげて〜(石田)
06 情熱の女神(石田)
07 残酷な天使のテーゼ(奥井&石田)
08 ウィーアー!(高橋&きただに&遠藤)
09 KUJIKENAIKARA(栗林&下川)
10 CHA-LA-HEAD-CHA-LA(影山)
11 夢光年(影山)
12 JUST a Survivor(鈴木)
13 Tomorrow(下川)
14 南風(下川)
15 遙か、君のもとへ…(高橋)
16 glorydays(高橋)
17 君に会えてよかった(高橋)
18 FLY AWAY(unicorn table
19 嵐の中で輝いて(米倉)
20 永久の花(米倉)
21 WILL〜Little Soldier〜僕のスピードで(米倉・メドレー)
22 ウタカタ(近江)
23 まぼろしcan/goo
24 教えてあげる(can/goo
25 Precious Memories(栗林)
26 Blue treasure(栗林)
27 マブラヴ(栗林)
28 SKILL(JAM)
29 限界バトル(JAM)
30 迷宮のプリズナー(JAM)
31 VICTORY(JAM&石田&米倉)
32 I can't stop my love for you (愛内)
33 恋はスリル、ショック、サスペンス(愛内)
34 still in the groove(水樹)
35 take a shot(水樹)
36 WILD EYES(水樹)
37 POWER GATE(女性全員)
38 ONENESS(全員)

〜アンコール〜

E1 ACCESS(何人か)
E2 ONENESS(全員)


奈々ちゃん&奥井さんの虎舞が来るのは分かっていたけど、まさか最初に来ようとは。
カウントダウンの後、一人ずつ紹介映像が流れて、さあ頭はどの曲だ、と思っていたらあのイントロが。
おかげでしょっぱなから飛ばしすぎました。もう汗だく。そのまま「輪舞」が来たので休む間もなく、「ああ夏ツアーに向けて体力つけなきゃ…」とか一人で反省してました。


奥井→石田とチェリーボーイズをバックに続いて。
パラパラMAXから何が来るかと思って、結局「残酷な〜」が来ましたが、あれやるのならやっぱり高橋洋子も呼んで欲しかったなあと思ったのは自分だけではないはず。しかしそれでもやっぱり知名度がすごいしかなりな盛り上がりでしたが。


ウィーアー!」でガラッと面子が変わって。黄色い歓声がすごかったです。でも男女関係なく楽しめる曲でよかった。
そして影山アニキが登場。「CHA-LA」が聴けただけで今日来た価値がありました。左右と中央に「山」の字に花道がありましたが、それをまさに縦横無尽に走り回る長老シゲノブ。すごいです。
でも歌い終わってからマイク通してゼェゼェ言ってましたが。がんばれ。
その後アコギで「夢光年」を歌って。個人的には「HEATS」が来てくれれば神だったけれど、それは望みすぎですか。
で、最年長→最年少とバトンタッチ。またもや女性客強かったです。まあ後々のこと考えると人のこと言える義理ではありませんが。


続いて下川。フルメタは生で見ていたのでちゃんと曲は知っているし、もちろんある程度予習していたのにかかってしばらく曲名が思い出せなかったのは秘密。軽くしゃべった後は「みくに!みくに!」コールの中花道を歩いて中央にて「南風」。衛星見れないのでフルメタ新作見れないのが残念です。
しかし意外と声量ないな、この人。
でもって高橋・・・黄色い奇声があがるのにもそろそろ慣れてきました。ですが、意外と(失礼)上手くてびっくりしました。実はお目当てアーティスト以外では一番の収穫だったかも。
その次のウニは、曲よりまず衣装。エロス。ネクタイもいい味出してたし。びっくりしました。
ジンキの1曲だけでちょい残念。隣に居たもあい氏はかなり悔しがってました。


「FLY AWAY」の後に、08小隊OPを歌いながら米倉さん登場って・・・え?
何ですかこのフリフリのいっぱいついた真っ赤なドレスは。正直マジ引き一歩手前。歌唱力に関しては折り紙つきだけど、でもあのセンスはどうかと。
「10周年!」って言ってたからそれにあわせて「10years after」なんかもやってくれるのかと期待したけどそれはなく、スペシャルメドレー。すごい歌い上げです。あれはこの日屈指の名シーンでした。もうちょっとメドレー増やしても良かった気もしましたが、3曲で切り上げて近江の紹介に。


奥井レーベルの初新人として、奥井とともに現れた近江。
キーボードの前に座って弾き語って、これがこの日唯一座れた曲でした。休憩なかったし。
それでもさすがというか、やっぱり歌は上手かったです。少しだけファンになりました。
続くcan/gooは、近江で機材のボリュームをあげたままになっていたのか、「まぼろし」冒頭で超大音量でびっくり。
元々ライブ向けのアーティストでないのか、少しきつめでした。
しかし次の「教えてあげる」は良かったです。TAPIKO先生の指導の下、会場を左右に分けての統制の取れたコールは大会場ならではの圧巻でした。


そして栗の子。この人もまた衣装が。おねーさん胸!胸!みたいな。
絶対来ると思っていた「Shining☆Days」がなくて、代わりに「マブラヴ」。こっちはこっちで好きだからいいんだけど、やっぱり元がエロゲだし、知名度からしたらあっちじゃなかったのかなあ?
マブラヴ」サビの「瞳に〜(瞳に〜)」のコールがほとんどなかったのも感じたし。アリーナでもブースに何人いるか、というレベルでした。
それでもやっぱいいものはよかったですけど。ダンサーもいっぱいいておもしろかったし。


栗林が退場すると、「SKILL」のイントロが。思わず「よっしゃー!」とガッツポーズ。
あの盛り上がりはこの日最高のものでした。
「I can fly! (Hey!) You can fly! (Hey!) We can fly! (Hey!) Motto Motto!!」って。
スパロボ筆頭に男性向け作品で歌っていることが多いのでファンも男性メインかな?と思っていたら予想以上に女性ファンも多くてびっくり。確かにメンバー見たらみんな若い男だしな。長老は別格。松本も男にしか見えな(ry
「限界バトル」→「迷宮のプリズナー」と続いて、次は「GONG」かと思いきや石田・米倉混ぜての「VICTORY」。
この曲が聴けるとは思っていなかったので、素直にうれしかったです。「Come on! (Come on!)」とか「Let's try! Be fight!」とかまたもや最高潮。せっかくだから全員で歌っても面白かったかもね。


それが終わると、客席の中を突っ切って愛内登場。発表時からすでに色々言われていたけど、自分は結構楽しめました。なんだかんだ言っても有名曲だし。あの場で出てくる必要があるのかはまた別問題ですが。
MCではベタベタな関西弁と独特のアニメ声。どこからあの声が出てくるのでしょう。


そして、ついに満を持しての奈々ちゃん登場。
衣装は少し花魁っぽい薄いピンク?のミニドレス。もあい氏は「デモベに出てきそう」って言ってたけど、確かに言われてみるとそうかも。相変わらず無乳なのはいまさら言うまでもないです。
最初は捨印から。一瞬なんで?って思ったけどそういえばアニメロのCM曲だったのね。ダンサーもちゃんと10人来ていて、ライブ映えする曲だし、あながち間違った選曲ではなかったと思います。
続くは「Take a shot」。ちょうど前日DVDをみんなで見ながら「これは来たら神なんだけどなあ。でも来るはずないよなあ」と言っていた1曲。かなりうれしかったけど、でもあの場でイノスタを捨ててまであれをうたう必要があったのかというとちょい疑問も。まあ会場は盛り上がっていたからいいのかな?
サビの、腕を構えたり、両手を胸前で開いたりする(この時の脇の筋肉の動きがイイ!って言ってるけど誰も理解してくれません…)振り付けもきっちり披露してくれて、疑問なんて吹っ飛ぶほど大興奮。
近江のぞく全アーティストでずっと腕振って、かなり疲れてたけど、それでも最後の死力を尽くして飛んでました。ここで力を出せなかったら奈々ファンの名が泣きます。
そして新曲。スマギャン公録も行ってないので、生で聴くのは今日がはじめて。
イントロ前にすでにダンサー達は3つの花道に向かってクラウチングスタートの姿勢をとり、奈々ちゃんは肩にバズーカ(特大クラッカー)を構える気合の入りようでした。
それが終わったところで、ステージ袖から女性アーティスト全員集合。全員で歌うのはもちろんお約束どおりのパワゲ。歌詞カード持ったまま歌うのは見てて少し萎えたけど、それでも客席の奈々ヲタ共(自分含む)はみんなみんな興奮しすぎで倒れそうなテンションでした。
後に残っているアーティストがないのは分かっていたからon the streetとかPPPHとか㌧㌦すごすぎ。てか会場内に奈々ファン多すぎ。最後の「wow wowow power gate…」の合唱まで、種割れでもしてるかのような動きっぷりでした。


自分は気づかなかったけど、途中からは一部男性アーティストも参加していた模様です。
で、ついに締めの時間。例の如くアドリブの聞かない奈々ちゃん(25)。「少し」息切れ気味。これがゼェゼェ言ってた長老や赤ドレスの人達との年の差なのか。
その2人が中心となって多少MCをやった後、歌うのは当然テーマソングの「ONENESS」。スクリーン(前方2箇所に設置)にはちゃんと歌詞も出ていて、会場みんなで歌えるようになってました。
しかしカメラワーク悪すぎ。なんか歌ってないアーティストばっかり映していました。


いったん退場してアンコール。すさまじいコールのずれっぷりです。スタンドは左右でずれてるし、アリーナもバラバラだし。ちょっと笑ってしまいました。
で、JAM男組など10人くらい?ステージに現れて「ACCESS」を熱唱。アニメロのラジオで作られた曲?
確かにそういう曲が歌いやすいですね。
最後にもう1度「ONENESS」で終了。泣く奥井。乳首立ってます。
2回やるくらいなら「CHA-LA」とかみんな知っている曲を歌えなかったのかなあとも思ったり思わなかったり。いい曲ではあるんだけど、2回もやられてもなあ。
歌い終わるとみんなで手をつないで高く掲げて、「ありがとうございましたぁ」と挨拶。
4時間に渡るイベントでしたが、時間を全く感じませんでした。
音響・カメラ・アーティストによる曲数の差・MCの少なさ・奈々優遇されすぎ(ファンとしては嬉しいけど全体としてはどうか)等不満点もあるのですが、それでも笑顔で「最高!」と叫べるだけの素晴らしいイベントでした。


本人達もやりたいといってましたが、来年以降もぜひやってほしいものです。その時はもっとスタチャの人たちも呼んであげてください。angelaとかangelaとかangelaとか。
後は一般アーティスト枠?で西川さんとか(しかしこの人出ると完全に飲まれそうだな)、今回はJAMとしてしか参加しなかった遠藤ガガガとか、福山ゲイナーとか、サイキックラバーとかその辺も歌って欲しいものです。
女性声優系も出れば面白そうなんだけど、「歌がメイン」という性質上ちょっと苦しいかも。ゆかりんが出ればMCが笑えるのは間違いないけど。
今回は、影山ランティスがありながら野川さくらが出なかったのはある意味英断だとおもいました。


今回のDVDはちゃんと出るのかなあ?出るとすればどこから出るのかなあ?